新型ベスパ、デビューなの?

Tokyo Style

代官山TSUTAYAをフラフラしていると、自動車雑誌コーナーのリンドバーグに新型のベスパが展示されていた。
まだあったんだ、というのが正直な印象だったが、なかなかオシャレなデザインに仕上がっていた。

Vespaと言えばローマの休日でグレゴリー・ペッグがリアシートにオードリー・ヘップバーンを乗せてローマの町中を走る「ローマの休日」が思い出される。もう50年くらい前の映画だ。
そのベスパに若い頃乗っていたことがあった。学生時代のアルバイトからそのまま入社した小さな広告会社にVespaがあって、125ccだったと記憶しているが、警察もこんなバイク見たこともないので原付きだと思って捕まえるようなこともなかった。当時はまだ普通自動車免許しか持っていなかったので、もちろん運転はできなかった。でも、深夜、高輪から中野までの帰宅にはこのベスパが貴重な足だった。が、途中でエンストもよく起こした。無理やり取廻したアクセルワイヤーがダルくてどうしてもスロットルを開けすぎてしまう。そうするとガスが大量にシリンダー内に送り込まれてカブり気味になると、エンストとなる。熱いエンジンからプラグを抜いてい、スパークポイントを吹いて乾かし、またエンジンに取り付けてキックスターターで一発でエンジンをかける。一発でかからないとまたかぶる。冬の朝なんかはなかなかかからず、エンジンスタートをする前にかぶる、そんな厄介なバイクだった。会社に着く頃は手が真っ黒で、エンジンオイルの汚れはなかなかとれなかった。だから、冬の深夜の帰宅時は慎重にならざるを得なかった。手を汚してしまったら、銭湯も閉まっているし、そのまま寝るのは嫌だったから。

ほどなくてしてヤマハやホンダもスクーターを作り始めて、ホンダの「タクト」という原付スクーターはよく売れた。カブ以来のヒット作ではないだろうか。今でも下品な大型のバイクがスーパーストラップのマフラーをつけて走っているが、スクーターの原点はこの「ベスパ・ピアッジオ」だ。
一時人気のなかった中型バイクがまた売れ出しているという。250ccクラスのフルカウルが人気らしい。まさに時代は繰り返す。だ。

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