Out of Tokyo

初めての富士登山。

今年はコロナ禍5類以降後初の山開きということもあり、富士登山者が急増している。

山小屋はコロナ禍以降、収容人数を減らしているので、なかなか宿泊用の予約が取りにくく、弾丸登山者が増えている。背景には海外からのツアー客も増えていることもある。

3年前、コロナ禍になった時、時間ができて、どうしようと考えた結果が、サーフィンと富士登山、そしてギターをやることだった。サーフィンはまる3年、ほぼ毎週のように湘南へ通い、ローカルともずいぶん仲良くなった。ギターはまだだが、今年は富士登山をしようと年始に決めた。しかし、山小屋の予約が取れないことにはそれも敵わない。7月に入ってもなかなか取れなかったが、キャンセルが出て予約ができたという知らせが入ったのは、登山日の1ヶ月前だった。

いきなり富士山というのはまずいと思い、慌ててトレーニング登山を、金時山、トレッキング、大岳山と3回行った。

怖かったのは高山病だ。普段は海抜0メートル地帯の気圧と水圧の中で過ごしているので、3,000メートルの気圧で身体がどうなるのか、まったく予想ができなかった。なので、トレーニングを積み、ウェアも最新素材で発汗作用のあるものを新調し(父の日に娘からプレゼントしてもらった)、万全の準備をおこなった。

が、結果的に8合目で断念せざるをえなかった。

高山病の症状

5合目までは乗合バスで登る。ここですでに標高が2,300メートル。高度に身体を慣れさせるために、ここで1時間ほど過ごす。特に身体に変わったことはなく、軽い食事もできたので、午後1時前にスタート。

5合目

予約してあった山小屋は7合目にあるトモエ館。ここに着いたのが午後3時頃。約2時間で着いたことになる。夕方のカレーライスまで身体を休め、食後も日が暮れるまでのんびり過ごす。身体に異変はない。

暗くなる前に床につき、ウトウトしながら、深夜11時には起きて、12時から8合目を目指す。

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