東京でもこうして乾燥させて漬け込めば、漬物になります。
冬になると田舎では大根をたくさんむしろの上に並べたり、縄に吊るしたりして干していました。それを大きな木の樽に漬け込んで冬の保存食として作っていたのが、たくあん。
昔は着色料なんかも入れて黄色いたくあん(田舎では「おこうこ」と呼んでました)を作っていたけど、少しづつ塩だけになって、最近では麹漬けにしていました。
田舎の味ですが、おふくろも高齢になってしまい、もう作ることはできないようです。懐かしい田舎の味は東京では再現できませんが、自分で作った大根で作れば、それはそれでおいしくいただけます。