クロネコヤマトの意見広告。
書籍を発送する時、郵便局の「ゆうメール」がもっとも安いし、郵便局なら安心だから使っている。
昔は書籍小包というカテゴリーがあったが、今はその代わりにゆうメールがある。
1冊500gまでなら300円で送れる。
ただし、手紙は入れてはならないという決まりがあり、封も一部を開けておいて中身が確認できるようにしておかないと受け付けてくれない。
ここで言う手紙は「信書」とされており、手書きのものはダメだという。
しかし、よく見ると、請求書や簡単な挨拶文はいいという。
「この度は本を買っていただきありがとうございます。請求書を同封します。」程度の1枚の手描きの紙と請求書は許される。
この解釈をめぐって、よく窓口でも「手紙」かどうかの議論になる。
この「信書」というのが厄介で、総務省のガイドラインでは「特定の受取人に対し、差出人の意思を表示し、又は事実を通知する文書と郵便法及び信書便法に規定されています。」とある。
何だか分からないが、信書とは手紙のことであり、この条項がクロネコヤマトのメール便に抵触する恐れがあるという解釈でクロネコのメール便は廃止になった経緯がある。
最近、郵政民営化のひとつのゴール点である株式上場があった。そのタイミングでこのような広告を打って出た。
まだ知らないことがたくさんある。