ストーンズとモーツァルト。

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3月10日、朝日新聞朝刊のニュースの扉覧。
モーツァルトで考えるローリング・ストーンズという半ページの記事。
モーツァルトはあらゆるジャンルに名曲を残した作曲家だが、交響曲の歴史を変えるような歴史的な新しいことは何ひとつしていなかった。36年の生涯を貴族たちに寄り添うように美しい音楽を作り続けることに捧げた、そんな音楽家だった。
ストーンズも、演出に頼らず音を間違えても気にせず、カラフルな音楽と無邪気に戯れる70歳のメンバーたち。そこに共通する音楽性があるのではないかという。
2時間にわたるステージでは、たしかに50年近く前の名曲も何曲も演じてくれた。今回、25歳になる娘と行ったが、18,000円もするチケットはなかなか買えなからという娘の本音もあるけど、ストーンズのシンプルなステージと懸命なパワーには満足していた。たしかに、彼女にとってはほとんどがクラシックの領域になるだろう。そんな古い曲でも今という時代性なんか関係なく、照れもなく演じてしまうのは、たしかに世界一のロックのクラシックだなと思う。
それより気になるのは、ロックを演っている連中は誰もがストーンズやビートルズを真似して始めたんだろうけど、みんなどこへ行っちゃったんだ。裕福になりすぎた?太った?年をとった?ベロっと舌を出してロックする70歳の大先輩たちは、「人はいつまで少年でいられるか」という命題に対する明確な回答を示してくれた。私もシティボーイをもう一度と思ったのは、彼らの姿を見た影響もある。

さあ、今日もロックするぜ。

2014-03-12 | Posted in Tokyo CultureNo Comments » 

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