ハリケーン
呼び方は国のある場所によって変わるが、地球規模で台風の大型化、発生の頻発化が進んでいて、世界のあちこちで大型台風による被害も大きくなっている。気象庁も技術の進化により予測が正確になってきていることもあり、今までにない表現で注意を換気している。
今年の盆休みは大型の台風の直撃で多くの人が大変な思いをした。観光業界も影響が大きかったに違いない。お台場で行われた東京オリンピックの予行トライアスロン大会は、大腸菌の発生でキャンセルという事態に。これは首都圏の下水インフラの構造を理解せずにお台場で計画をしていた結果のこと。合流下水だからゲリラ豪雨や台風のような大雨が降ると、雨水と生活排水がそのまま東京湾へ流れてしまう。その結果が。このようなことを海外のアスリートが知ったら参加するだろうか。
雨の休日に読んだ1冊がこれ。たまたま書店の店頭で目に止まって、雨だしなと思い読んでみた。広島の豪雨災害、自衛隊の災害救援、気象庁の予報官、クリエイティブディレクター、親の介護、吾妻川の氾濫。これだけで我がことのように一気に読んでしまった、気象災害を予言する小説。