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朝日新聞のスクープ記事って。関電裏金報道。

昨日の朝刊。
月曜日の朝刊にスクープを掲載するのは、記者としてはさぞ達成感があるだろう。
ついに関西電力の元副社長が実名で具体的な金額まで明確に取材に答えている。
その元副社長はすでに91歳と高齢で、今話しておかないとこのまま闇に葬られるという気持ちになったのだろう。勇気ある行動には拍手だが、もう少し早く語って欲しかった。

私が驚いたのは、昨日の夜、J-WAVEの番組に、この記事の記者が電話取材で出演したことだ。記事の署名には(藤森かもめ、村山治)とあったので、もしかして女性記者、もしかして若い?と「かもめ」という名前から連想していたが、ラジオの放送を聞く限りイケイケガンガンの記者という感じでもなく、ごく普通のOLさんっぽい印象だったが、ググってみると石原前都知事に突っ込んだり、小沢報道やらニセ医者報道などの記事でも話題になっている朝日の名物記者らしい。

まあ、マスコミをマスゴミとこき下ろす裏ジャーナリズムにすれば、かもめさんも餌食になるのかもしれないが、朝日も承知の上で月曜朝刊にゲンナマスクープとは、夏枯れ間近な新聞社としては精一杯のアイキャッチなのだろうか。

吉田調書、手抜き除染など、福島のスクープとしては何度も他社を抜いているのだから、今の原発再稼働の政府の動きにもう少しはブレーキをかけてみてはいかがだろうかと思う。政府のスポークスマンでありながら、電力会社は叩くという矛盾姿勢は、本音と建前の使い分けと同じなのか。

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