久しぶりに長野県東御市の海野宿へ。
1年ぶりだろうか。
秋の海野宿を歩いた。
新しいカフェなどもできて、旅人もちらほら。
もともと中山道と北陸道を結ぶ重要な北国街道の宿場町として江戸時代初期に開設された宿場町で、旅籠などの名残りが残されていて、まるで当時にタイムスリップしたような町並みだ。
宿場町なので、上州家、福島家といった様々な屋号が残され、今でもその屋号が表示されている。
明治以降は養蚕で栄え、養蚕にふさわしい建物の特徴もみられる。卯建(うだつ)と呼ばれる境になる壁などはその代表だ。電線の地中化工事もされ、柳の並木道も整備され、ここで暮らすには大変だろうが、町全体で保存維持しているのがよく感じられる。
こちらが新しくオープンした古本カフェ「のらっぽ」さん。本好きなオーナーさんが始めたカフェで、本を読むだけでもいいし、古本を買うこともできる。きれいにリノベされた和室のソファに座ると、まるで自分の書斎にいるような錯覚に陥るくらい落ち着た雰囲気が素敵だ。
必ず寄らせていただくガラス屋さんの橙(だいだい)。もうストーブに火が入っているので驚いた。
ここの2階のカフェからの眺めが好きだ。
ワイナリーのリュードヴァンへ。
今シーズンの収穫もそろそろ終盤。今年は夏までは気象に恵まれたがその後の秋の長雨で苦労したというが、収量は確保でき、いいワインが期待できそうだ。