世田谷のりんご畑でのこと。
もう何年も毎朝食べるものがある。
りんごとバナナにヨーグルトをかけ、さらに上から蜂蜜ときな粉をトッピング。
これをもう何年も欠かさず食べている。今ではりんごが1年中買えるのが不思議だけど、ホントは夏の間は別の果物でもいいのだが、ついついりんごを買ってしまう。ポリフェノールが多いからというのであれば、皮ごと食べた方がいいが、そこまではしていないので、まあ、習慣かな。
で、今朝、マンションの隣りにあるりんご園を覗いたらオーナーの農家さんがいたので、ちょっとお話しをさせていただき、きれいに咲いている花の写真を撮らせてもらった。私の母の実家でも長年りんご栽培を行っていたが、数年前についにりんごの木を切ってしまったので、農家さんにはまだまだ頑張ってくださいねというような立ち話だったが、農家さんは気持ちよく畑に入れてくれた。
そこで、ふと思った。我が家では1年間にどれだけりんごを食べているか。毎朝半分なので、1年間で単純に182個。朝以外にももちろん食べるから、300個くらいだろうか。1個150円として45,000円。100人いれば450万円。であれば、私と同じような生活者を周辺で100人集めて、農家さんと契約すれば確実に500万円くらいの収入になる。これは葉物野菜においても同じことが言えると思う。近所には大きなマンションがたくさんあり、駅前には大きなショッピングセンターがたくさんある。当然みんなスーパーで買物をする。それを畑で直接地元の農家さんから買うということにすれば、まさに消費者が支える農家、Consumer Support Agricultureの成立だ。
なぜ誰も取り組まないのだろうか?今度JAの職員に聞いてみよう。