Tokyo Gourumet

かつてサンドイッチハウスだった、表参道のバンブーでランチ。

20年くらい前だったか、子どもたちがまだ小さい頃、よくバンブーに行った。
その頃のバンブーはサンドイッチハウスで、10種類以上あるサンドメニューの中から好きなモノをセレクトしてオーダーするサンドイッチ専門店だった。まずトレーを持ち、メニューが並ぶ前で選び、スタッフが手際よくサンドイッチを目の前で作ってくれる。パンもホワイト、ブラウニーともうひとつ何かあった記憶があるが、3種類の中から選ぶ。
最後にドリンクとデザートを選んでお会計。それから半地下の店内のテーブルでいただくというアメリカンスタイル。小さい子どもがいてもカジュアルな雰囲気だったし、いつも店内も賑やかだったので、子連れ客も多かった。月に数回は日曜日のランチに行っていた、そんな懐かしいお店だ。まだ当時はお店の前にクルマを停められて、駐車違反の心配もなかった。

そのバンブーが10年くらい前だろうか、ウェディング用のフレンチに模様替えをしてしまい、子連れではなかなか行けないようなお店になってしまった。以来、数回しか行ったことはなかったが、昨日、子どもたちもランチだったら集まれるというので、家族揃ってランチをいただいた。子どもたちも幼い頃よく来た記憶があり、とても懐かしがっていた。

ずいぶん後になって知ったのが、現在のフレンチにリノベーションした時の建築家がミラノ在住の鈴木さんだった。箱根仙石原にバンブーの姉妹店ができたのも鈴木さんの仕事だった。その鈴木さんに7年くらい前に写真家の永嶋さんに紹介され、以来、年に数回来日の時にはお会いしている。不思議な縁のバンブーに、大人になった子どもたちと一緒にいけて、いい時間を過ごせた。

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バンブー表参道

2 thoughts on “かつてサンドイッチハウスだった、表参道のバンブーでランチ。

  1. 初めまして。
    記事にある表参道のバンブーさんが(昨今のサンドイッチブームもあってか)、この4/20にまたサンドイッチハウスとしてオープンされると聞き、調べていたところ、こちらのBlogにたどり着きました。
    綺麗な写真と端正な文章、そして見えてくる素敵な日々の過ごし方や価値観、センスに魅力を感じ、1時間ほど前に初めて知ったのにも関わらず、コメントさせていただきました。
    私も、まだこんなスタイルのお店がなかった学生時代(35〜37年くらい前のことです)、何度か訪れ、本当に素敵なお店で大好きでした。その後はあまり訪れることもなくなりましたが、形を変えてしまったことには何か寂しさを覚えておりましたので、今回はとても嬉しく思っています。
    そして、コメントさせていただいたのは、私も群馬県(前橋市)在住者で、学生時代は都内で過ごしていた、年代も近い6歳年下の者です。 かれこれ35年の付き合いになる妻は、長野原の出身(妻の兄は中之条高校卒業)なので、吾妻地域にもとても思い入れがあるのです。
    ストーンズも大好き、愛車もVWトゥーラン、仕事は地元の食品関係であるため、食・農に大変関わり・興味ありと、嗜好も似ているのではないのかなぁなどと思います。
    特に「パン」は、趣味で食べ専ですが〝本が書けるのではないか〟といわれるくらいに大好きで、コーヒーも大好きです。 記事に取り上げられていた「ベッカライ・ブロートハイム」さんや「堀口コーヒー」さんなど、贔屓なお店でもあります。
    私もできるだけLOHASな生活を望み、できる範囲で実践したりもしておりますが、一方で東京という街も大好きなんです(月に1〜2回は訪れています)。

    突然、そして長々とコメントさせていただきましたが、これからも楽しく覗かせていただこうと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

  2. 穂高ファミリーさん、コメントありがとうございます。私の中之条広告時代の同級生が前橋でケーキ屋さんを営んでいると言うので、先月訪問しました。まさに35年ぶり、いや40年ぶりくらいでした。GWにも中之条へ帰る予定です。懐かしく拝読させていただきました。

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