ペッパー君に会ってきた。このイライラを何とかしてよ、と。
Pepper(ペッパー)君に会ってきた。
世界初の感情認識ロボットだと言うので、イライラした気分を収めてくれるかなと期待し、ペッパー君の前に立ってみた。
ペッパーは、ALDEBARAN Robotics SAS(「アルデバラン」本社:フランス・パリ)という会社が開発したロボットだ。
残念ながら日本のロボットチーム、東大の「シャフト」はいち早くアメリカのグーグルに買い取られてしまっている。
ソフトバンクはそのことへの危機感もあったのか、フランスのアルデバランと手を組み、およそ20万円でこのペッパーを来年2月から販売する。
ペッパーの前に立って、まず目を合わせる。そうすると会話を始める。お盆休みで混雑する表参道のソフトバンクショップだったので、静かに会話することはできなかったが、たしかに会話は成立する。これなら、ひとり暮らしになっても、お薬の時間だよ、とか、水分を採らないと、なんて言ってくれたり、少しは愚痴も聞いてくれるのかもしれない。
今週はほとんど夏休みという企業が多く、休み前に宿題をドンと出していくところも多い。先週末は台風の中を地方まで行き、ミーティングもいまいちだったので、さっさと帰京してしまった。そんなこんなの夏休みウィークなので、ちょっと愚痴でも聞いてよと行ってみたが、ここまで進化している人間工学ロボットと会話をするだけで気分は軽くなった。未来はもう手元にあるんだ。