「お花茶屋 森谷邸」へ。
今日の夕方、葛飾区宝町1丁目にある森谷邸へ出かけてきました。
この森谷邸は築40年、書院造りのお屋敷。空き家となっていた大きなお屋敷を再活用しようと、東京定借事業研究会のメンバー(福島さん、藤原さんたち)が中心となって「お花茶屋Labo」を立ち上げ、この週末にオープニング・フェスを開催。終了間際になりましたが、見学させていただきました。
葛飾区はほとんど来たことのないエリアですが、近くには堀切菖蒲園などもあり、最寄り駅は京成本線「お花茶屋」駅。なんだか環境はとてもよさそうな町です。
もともとは水も豊かなエリアだったことから農家さんが多かったのだろうと思いますが、とにかく広い敷地に建つ大きな家に驚きます。宮大工の腕の見せ場が随所に見られる本格的な書院造りは、23区内ではなかなか見ることのできない本格木造建築。仮にこのまま誰も住まなくなってしまい空き家になってしまったらと思うと、とても貴重なものを見ることができました。
オープニング・フェスということでフリマや雑貨屋さん、歌舞伎座のお箸やさん、猫グッズやチョコレート菓子のお店などなど、まるでお祭りのような賑やかさ。それでも大きな家なので窮屈さを感じさせず、次の間へ行くと何があるのか、楽しい発見の連続でした。
建物の一番の魅力は3メートルはあると思われる高い天井。この高さを生かして欄間にあたるところに宮大工の技を見ることができます。格天井や大きな建具、手の込んだ細工を見ることができて、貴重な時間を過ごせました。
◎「お花茶屋 森谷邸」についてはこちらをどうぞ。
いつもりんごを買っているムカイりんご店もお店を出していたのにびっくり。