糖質ダイエットって?
糖質ダイエット
そんなのが人気らしい。
結果的にこの1年間で私自身が行った食事のアレンジがほとんど同じ手法だった。
炭水化物の食べる量を少なくして、できるだけ運動をして燃焼を促進する。空腹感もあるが少しは我慢する。単純だけどそれだけで半年で5キロは体重が落ちた。
最近、この本が話題だというので読んでみたら、この著者が私とほぼ同じ年令。背格好もほぼ同じ。若いころの体重もほぼ同じだったということもあったので、自分に置き換えて読めた。まあ、お米が主食の我々日本人にはちょっとショッキングなタイトルだけど、飽食の時代と言われて久しい中、たしかに栄養分のとりすぎ、運動のしなさすぎということを考えあわせれば、炭水化物の摂取量を少なくしてもいいのかもしれないという思いには行き着く。が、主食を減らすということは、なかなか実行できないのだが。
私の場合は、死ぬまでに東京マラソンに参加することと富士山に登山することが目標なので、自分の体の重さを少しでも軽くすべきだという思いが強まった。年齢を重ねると無駄な肉とか脂肪がおかしなところにつき、顔つきまでも変わってしまうのも分かるので、もうそろそろお腹いっぱい食べるのはやめて、本当に美味しいものを少しづつ食べるようにした。
具体的に言うと、朝は果物とヨーグルトに蜂蜜ときな粉をトッピングしたものにパンを半切れ。ランチはご飯を少なめに。夜はおかずをメインにいただく。もともと間食はほとんどしなかったが、ケーキやお饅頭などの甘いものもまったく食べないのではなく、できるだけ回数を減らす。それと時間を見つけては歩く。それも早歩きで。それだけのことだが、半年で5キロは削減。もうひと段落落とそうと思えば、このまま継続すれば50キロ台も夢じゃないという気もするが、まだそこまではいいかなと、現在の体重はもう半年近く維持はできている。
この本で作者が言っていることは、炭水化物は糖質であり摂り過ぎはよくないということ。それが基本。今まで三大栄養素の炭水化物、タンパク質、脂類を3:1:1の比率で摂るのが望ましいとされてきたが、それでは炭水化物を摂り過ぎだという。お米、パン、うどん、蕎麦を始め、根菜、イモ類にも糖質が含まれているので、ほとんど我々日本人には主食とされているものが当てはまる。蕎麦はいいだろうと思っていたが、蕎麦も炭水化物だからお米と同じようなものらしい。このような常識的な栄養学を否定するのだから、意外性で支持されているのかもしれない。
今日もお肉もスイーツも食べたが、体重はそう変わらない。