青山キラー通りの餃子屋さん、福蘭。

IMG_0031福蘭。
この名を知っている方は、相当、通だと思う。
青山のキラー通りにあるラーメン&餃子屋さん。
私が初めてこのお店に行ったのは、今からおそらく35年くらい前だったと思う。
ギョーカイの大先輩に連れられて、ここで初めて餃子をいただいた時、それまでの餃子の概念が一瞬にして変わった。
餃子といえば一般的には焼き餃子が主流だ。もちろん水餃子もあるが、ここ福蘭の餃子は揚げ水餃子のようなもので、今まで他のお店で似たような餃子は未だに食べたことがない。それだけオリジナリティが強く、どこにでもある餃子ではないという意味でとても個性的なお店だ。
餃子を2皿とシュウマイを1皿。豚足にラーメンあるいは担々麺をいただく。そしてビールは瓶ビールのみ。餃子をいただく小皿のタレには生のニンニク片がゴロゴロ入っている。当然、食べた後は臭う。が、そんなことを気にしていたらここの餃子は食べられない。みんなで食べれば臭わない、という勢いで、いつも仲間と何人かで食べに行っていた。
お店を切り盛りするのは、お母さんと娘さんたち。娘さんも3人いて、お母さんを助けているという姿が家庭的な雰囲気があっていい。子供がきでた後はしばらく行っていなかったが、子供が大きくなってからは子どもたちとも一緒に行っていた。その頃は南青山3丁目の交差点角にハーゲンダッツのお店があり、餃子の後は必ずお口直しとか言って、子どもたちとアイスクリームを食べて帰るというのがお決まりのコースだった。
最近、またこの福蘭にひと月に一度くらいは行く。今でもお母さんが現役でお店に立ち、一人の娘さんも頑張っている。もちろんお店の方も覚えていてくれて、決して馴れ馴れしくはしないが、挨拶をしてくれる。
30年以上、メニューも店内の様子も、お母さんと娘さんの雰囲気も、すべてが何も変わらず続けているお店が、青山のキラー通りの真ん中にある。こちらはというと、この10年間にいろんなことがあり、ただただ変わらず続けていることへのリスペクトをもたずして、ここのお店に入ることはできない。
青山で餃子とラーメンだとしたら、福蘭へ、ぜひ。
店内には写真お断りの貼り紙があるので、残念ながら餃子の写真はご覧いただけないので、ご自身の目で。

2014-05-13 | Posted in Tokyo GourumetNo Comments » 

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