知らなかった、長崎県のみかわち焼き。
本当に知らないことってたくさんある。
有田焼が好きで、有田の染付はたくさんある。有田の近くの波佐見焼も。
でも、すぐ近くの釜、みかわち焼きというのは知らなかった。
400年以上の歴史を持ち、江戸時代後期から平戸藩の厚い保護の下で焼かれ、朝廷や幕府への献上品を焼く献上窯として発展してきたという。
もちろんヨーロッパへも輸出され、薄作りの白磁や繊細優美な細工物は高く評価されていた。
これまでいろいろな焼き物を見てきたが、実は全然知らない窯だった。
たまたま先日ヒカリエに立ち寄ったら、本日が最終日というので覗いたギャラリーに展示されていた。
とても美しい器だった。やっぱり現場に行かないと分からない、出会えないものが多いってこと。