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今年の宝島社、企業広告は「死」についてのメッセージ。

1月5日の朝刊見開き30段。
死をテーマに、ジョン・エヴァレット・ミレイ(ミレー)の名作「オフィーリア」をモチーフにしている。
悲劇「ハムレット」の中で愛するオフィーリアを死に追いやってしまう場面の名作だ。

昨年の暮にNHKで放送されたドラマで、高齢化社会を解消する施策として厚労省がポックリ死を推進するという恐ろしいドラマが放映された。
しかし、現実的に考えると、長生きや生きながらえることばかりに医療技術や医薬品が開発され、日本人はどんどん長寿化している。
高齢者の社会保障負担もどんどん重くなっていく。
だが、人の死は生きることと同じであり、誰でも迎えることだから、死ばかりを特別視することなく、毎日を生きるように死を迎えればいいのではないか。今回の宝島社の企業広告に出演している樹木希林さんも同じ考えを持っているようだ。

本来の医学とは何か。
生きることと死ぬことは何か。

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