風邪とかぜ薬。
久しぶりに風邪をひいた。正確に言うと、おそらく風邪をだけど。
先週半ばからなんだか体調が思わしくなく、鼻が出る、喉が痛いという風邪の初期症状。
しかし金曜日に人間ドッグの予約があったので、薬は飲まない方がいいだろうと思い、いつもの漢方薬「麻黄湯」だけを飲んでいた。ドッグ当日も気分がすぐれない中、病院へ。すると不思議なもので、どんどん体調が悪くなる。バリウムを飲んで検査台の上でぐるぐる回されると、もう最悪。やっぱり病院は病気を直すだけじゃなく、病人を作るところでもある、そんな気がした。まるでウイルス対策ソフト会社がウイルスをばらまいているような(いや、失礼)。
一日ドッグが終わると、さすがに白血球が倍増していると言われたが、発熱もしていれば無理もないでしょ、と早々に退散。そのまま寝込んでしまい、この天気のよい週末はほとんど寝て過ごした。よせばいいのに、土曜日は種蒔きなどもしてしまい、好天のせいで軽い日射病にもなりかけて、さらに悪化。さすがにかぜ薬「パブロン」を飲んだ。かぜ薬を飲むのも久しぶりなせいか、効果はあった。夜中に咳き込んで目が覚めるものの、少しは眠れるようになり、熱も抑えられた。さすがに今どきのかぜ薬は効くなと実感。普段薬を一切飲まない生活と体質だからかもしれないが、逆説的にはかぜ薬の強さ、怖さも実感した。
九州では鳥インフルエンザが発症したという。大陸からの渡り鳥かもしれない。PM2.5もずいぶん飛散しているという。風や菌は国境がないから、防ぎようもない。
春本番だけど、みなさん、手洗い、うがいはまだまだ忘れずに。