ハンドドリップの日本茶専門店、東京茶寮。
以前住んでいた下馬から三軒茶屋に抜ける通りの路面に、新しいお店ができているなあと気になっていたので、ちょっと寄ってみたら、日本茶専門店だった。ハンドドリップで入れる世界で初めてのお店らしい。
カウンターだけでカウンターに囲まれるように水屋があり、お茶マイスターがていねいにドリップで煎茶を淹れてくれる、見せるお茶屋さん。
メニューはひとつ。1300円で2種類の煎茶を選び、それを一煎、二煎と2回淹れてくれ、最後にお気に入りのお茶に玄米を追加して玄米茶まで、合計5杯のお茶をいただく。和菓子がセットで3種類の中から選べ、このワンメニューで1300円。
まず、お気に入りの煎茶を選ぶ。全部で7種類ある煎茶から2種類。甘味・渋味、香り・旨味というチャートの中から好みに合わせて選ぶ。産地も九州の八女、鹿児島から静岡まで揃う。和菓子はほうじ茶のブラマンジェやドライフルーツの羊羹、香るおはぎの3種類から選ぶ。
一煎目は70度の湯で80秒蒸らし、二煎目は80度の湯で10秒。最後は玄米を茶葉の上に乗せてさっと湯を通す。毎回ていねいに温度管理した湯で淹れてくれる。これをひと通り楽しむのに40分くらいかかる。
まだ1月にオープンしたばかりからかも知れないが、お客様もひっきりなし。現在は予約制も併用しているようで、週末は予約してほしいとのこと。宣伝をしなくても今はお客様がSNSで拡散してくれるので、写真を撮ってもらうことを前提にした店作りである。
東京茶寮。