週刊誌のスクープ合戦か。
足の引っ張り合いだ。
週刊新潮がSMAPを、週刊文春が甘利さん。
でもね、たしかに秘書が300万使い込んだのはまずいけど、監督責任は甘利さんにあるけど、だけど大事な政治の仕事を放り出してまで、閣僚の仕事を辞める必要があるのか、ということ。
どっちが大事か考えれば、600万円(接待費を含んでも1,000万円)なのかTPPの国益なのか、そうすれば、辞めることのほうがまずいでしょ。でも、野党はここを突いてくるばかりで予算審議が進まない。マスコミも議員と金の問題ばかり揚げ足をとる。これで大切なことが置き去りになる。そんな気がする。
我々国民が国会議員に陳情したり、経済界を紹介してもらうのは当然のこと。そのための議員でもあるわけだから。
謝礼や見舞金を渡すことも商習慣の延長で考えればよくあること。子どもを私立幼稚園に入学する際や病院の先生を紹介してもらう時にもそれなりにお金がかかる。
甘利さんは「政治家の矜持」という言葉を使っていた。矜持とは「自信と誇り」という意味だが、こんな問題があったこと自体が自らの政治家としてのあり方を否定するから、という意味で使っているのだろうか?正義とは何か?信義とは何か?
稼ぎ頭は辞められない、まだまだ封建的な芸能界に属する若者たちも可哀想だ。ブラック企業の典型とも言えるのかな。