日本近代文学館のBUNDANカフェ。
BUNDANカフェ。
この語感がいい。
駒場庭園内にある日本近代文学館の1階にあるカフェだ。
日曜日が定休日のため、先日駒場公園に来た時は入れなかったので、今日、改めて来てみた。
近代文学館へ入るというよりも、カフェに来る、そんな人も多いのではないかという感じもする。
それほど広くもなく、窓もなく、暗い北西の角にカフェはある。天井まで伸びた本棚には本がぎっしり。
どうやって一番上の本をとるのだろうなんてことはあまり考えずに、地震が来たらどうするのだろうなんてことも考えずに、古い家具を使いながら意味深なメニューを見て、芥川龍之介コーヒーや寺山修司コーヒーをオーダーする。明らかにローストされたばかりの香りの強いコーヒーを飲みながら、無造作に置かれた古本を読む。
きままにそんな時間を過ごすが、近代文学館に来たおばちゃまたちの会話も賑やか。
プロデュースは東京ピストル。IDEE創業の黒崎さんの教え子たちかな。そんな臭いのするカフェだ。