マイナンバーカード、ようやく届く。
今年のお正月休みに申請したマイナンバーカード。
準備ができたという知らせが届いたのが、リオ・オリンピックの最中、8月上旬。
三茶のキャロットタワーに設けられた特設コーナーに行って、3種類のパスワードを記入して、改めて宛名限定郵便とかが届いたのが、つい先日のこと。郵便局が直接宛名の人を確認して渡すという、書留以上に厳しい条件の郵便で送るというが、留守にすることの多い現代人はなかなか受け取りができない。
で、配達時間を事前に予約し欲しいというから、私は直接成城郵便局まで受け取りに行ってみた。
それでようやく手元に来たカードだが、何か細かいことが書いてあるけど、何が書いてあるのか読めないというお粗末さ加減。私に読めなないということは高齢者には間違いなく読めない。読めないものを配布してどうするんだと、本当に呆れた。
しかも、発行まで丸々8ヶ月もかかったわけだが、これだけ手間ひまかけて、受け渡しの手続きが煩雑で、期待するほどの効果が出るのかどうか。
友人たちに聞いたところ、約半数は申請もしていない。なぜなら、必要なさそうだから。たしかに今年のこの8かげつの間、特にマイナンバーカードがなくて困ったことはなかった。それよりも、申請してから引っ越しをしたりしている人もたくさんいるはずだし、そんな人のほうがとても困っているのではないだろうか。
高市総務大臣は1年前にどれだけ豪語していたのか、覚えているのかな。