ジャガーEタイプ、エンジンかからず。
渋谷の事務所近くにジャガーEタイプのオーナーがいる。
この日も天気がよいので乗り出そうとガレージから出したものの、どうもエンジンの調子が悪い。事務所にいても大きな排気音が咳をするようにおかしいことはすぐに分かったので、出て行ったら「こりゃダメだな」とオーナーさん。
お話しを聞くと、1972年頃のクルマで、自分のガレージで6〜7年かけてビルドアップしたという。電気系のパーツはもうオリジナル部品がないので、国産部品を代用したり、ボルトなんかはオーダーメイドだという。維持するだけも大変な手間とコストのかかることだが、それ以上に愉しみの時間を得ることができる。
結局この日はトレーラーを呼んで川口のガレージまで陸送することになったが、その後どうなったかはまたお会いした時に聞こうと思う。
アメリカ仕様の12気筒らしい。