世田谷区岡本の静嘉堂文庫美術館へ。
三菱岩崎家の秘蔵茶器コレクションが展示されているというので、世田谷区岡本の静嘉堂文庫美術館へ。
上野毛の五島美術館と同じ並びの国分寺崖線沿いに建つ静嘉堂文庫美術館は、とても交通のアクセスが不便なところで五島美術館に比べるといつも静かだ。11世紀からの貴重な品々を美術館リニューアルオープン記念として特別に展示。さすが岩崎家、見応えのある展示でした。
もうひとつの魅力は武蔵野の原風景と思える雑木林がほぼそのまま残されている貴重な風景。梅の花も終わりかけだったが、春を目前にそろそろ芽吹くエネルギーを蓄えている落葉樹の力を感じながら、しばし森の中を散歩してみた。ココロが落ち着く。子どもが小さい時にこの近くに暮らしていたら、どれだけよかっただろう。いや、余生をこの近くで過ごすことができたらそれはそれでとても魅力的なロケーションだと感じながら、しばし時間の経つのを忘れたひと時だった。