新緑の早稲田のキャンパスへ。
今日の午前中、神楽坂で打合せの予定だったが、よく調べると地下鉄東西線の神楽坂駅と早稲田駅のちょうど中間くらいのところだったので、久しぶりに早稲田駅で降りて目的地へ向かった。
打ち合わせが終わって、また早稲田まで戻り、久しぶりに大隈庭園や学食、8号館などを見て回った。
ちょうど図書館前の広場では、早慶戦の応援合戦をやっていて、応援歌「紺碧の空」も聞くことができた。
新緑の大隈庭園と大隈講堂。修学旅行だろうか、観光バスが何台も停まっていた。
大隈庭園への入り口。正面はリーガロイヤルホテル。
ガラス面は学食。今ではカフェテリアと呼ばれている。いい環境だ。
学食内。昼時だったがなぜこんなに空いているのか?今は試験中?こんなにきれいでさわやかなカフェテリアなのに、なぜ?と不思議だ。定食がワンコインで食べられるというのに。学部内のベンチではお弁当、おそらく生協で買ったものだろうが、それを食べている学生の姿が目立った。昔はお弁当なんてなかったので、いつも学食で食べていた。
ブッフェスタイル。とても恵まれている。
大隈庭園。日陰では学生たちがサークルで話しあったりしていた。
正門から見たキャンパス内の風景。今ではバリケードのような塀、門扉はない。開かれた大学であり、私のようなOBや近所の方も気軽に足を運べる。
図書館前の広場ではちょうど今週末に開かれる早慶戦の応援合戦が始まった。早稲田らしからぬチアリーダーたちがいるなんて。しかもこんなコスチュームで。
こちらは慶応のチアリーダー。やぱっり可愛い?なんて思うのは昔の話。今の早稲田の学生の姿からは地方の農家の子なんて香りはまったくしない。みんな小綺麗で、ミニスカートに日傘をさして、そんな子ばかり。もちろん手にはスマホ。
坪内逍遥記念館。演劇博物館として新宿区指定の有形文化財に指定されている。
大隈先輩、久しぶりですね。8号館前で。
8号館のファサード。りっぱな学舎。
1階の教室。昼休みだったのでちょっと覗かせていただいた。みんなここでもお弁当タイムだった。
8号館のラウンジ。コンビニも併設。
掲示板。早稲田学報が山積み。こんなにたくさんの印刷物が、もったいない。
立て看板。政治色はない。保守的だ。
高田牧舎は立派なお店に様変わり。
キッチン南海もずいぶんお世話になった。お店の佇まいは当時のまま。
穴八幡神社下の交差点角にあるお蕎麦屋さんは健在だった。三朝庵。
レジ係りのおばあちゃんに35年ぶりに来たよと言ったら、ニコニコして喜んでくれた。
天ざる、950円。
今日も都内は真夏日で暑かった。そんな中をふらふらと散歩してみたが、変わらない風景はほとんどなく、すっかりモダンになった立派な私立大学の風景だった。学生たちの姿も、いつも渋谷の事務所近くで見ている國學院大學の優しそうなわかものたちと何ら変わらない。唯一早稲田らしさを感じたのは応援合戦の時の応援団の学ラン姿だろうか。今でもこんな姿で汗をかく若者たちがいるということ自体、貴重なことなのかもしれない。
実は昨日、友人がFBで大学を訪ねた記事を投稿していた。同じようなことを感じるのかなと、つい彼の行動をトレースするように、早稲田を散歩した暑い時間だった。