寒さにも加湿器は有効か?
さすがに今シーズンは加湿器を買った。
マンションの生活は気密性も高いため、生活で使う水蒸気が室内に溜まりやすく、適度な湿度が保たれるが、さすがに今シーズンは乾燥がひどい。
指先の爪の回りが小さくささくれ立つ、さかむけができてきたので、これは乾燥し過ぎなのかと思い、加湿器を買ってみた。
どうもこの手の家電製品はメーカーに騙されているような気がして、なかなか買う気にはなれなかったが、子どもたちも自宅に帰ってくると、異常に乾燥していると言うので先日から使用している。
室内に温度計と湿度計もあるが、針が示す湿度はそれほど変わらないが、感覚的にはずいぶんと違う。
指先のさかむけも治まった。
それと、もうひとつ感じるのが寒さだ。
先日の朝、最低気温が1度と天気予報が言っていたとおり、気温が下がったが、朝起きた時の感じがそれほど寒さを感じなかった。これも加湿器を買ってからの変化であることに気がついた。
そこで思いが至るのが、田舎から東京に帰ってきた時の寒さだ。
温度では田舎のほうが氷点下なので寒い。でも、東京の方が体感気温が寒いのはなぜなのか、今まで分からなかったが、もしかしたら湿度との関係かもしれないということだ。
田舎では雪もあるので、気温は低くても適度な湿度がある。東京は乾燥しきっている。気温は高くても風も冷たい感じがして、寒さも身にしみる。
いままで加湿器による湿度管理のことはそれほど気にしていなかったが、これも歳をとったせいか。