青梅市にできた新しいパン屋さん、noco。
新しいパンと焼き菓子のお店です。
東京都青梅市。写真家やデザイナーなどのクリエイターの移住が意外に多い町。
東京都内でありながら、多摩川を中心に水と緑に恵まれた自然豊かな町。
そんな青梅市にグラフィックデザイナーとして活躍してきた佐藤晋理さん一家が、先月末にパンと焼き菓子のお店をオープンしました。
開店してまだ1週間にもかかわらず、この日も12時過ぎに訪れたらほとんどのパンが売り切れ。
すでにご近所の方が毎日のように来店されているというほど、すでに地元に溶け込んでいる様子。私がおじゃましている間にも、ひっきりなしにお客様が来店され、「あれ?パンもうないの?」と残念な様子。
今まで美味しい焼き立てのパン屋さんがなかったこの町の人にとっては、待ち望んでいたパン屋さんだったようです。
佐藤さんはこの夏まで、恵比寿にあるデザイン事務所で24年間勤務してきました。
奥様がいつか自分たちのパン屋さんを開きたいという夢を持っていたのを、ようやく実現。二人のお嬢様も一緒に手伝い、家族4人で毎日焼きたてのパンとお菓子、ドリップコーヒーを出してくれます。
御嶽山へと続く吉野街道から見ると、ちょっと小高い山の裾野にお店があり、三角屋根が特徴的。以前は家具工場だったので、工場用に明り採りの窓が屋根にあるので、店内も明るく気持ちのいい空間に仕上がっています。
向かって右半分はこれからの楽しみのスペースとして利用される予定。パン屋さんが軌道に乗れば、また何か新たしい空間が生まれそうです。
パン用の小麦粉は北海道産のものをメインで使用。
小麦由来の自然発酵種「ルヴァンリキッド」を使って、ていねいに焼いています。
スコーンも毎日並び、奥様のお母さんオリジナルレシピのチーズケーキもあります。すでにホールでの注文も入っているようなので、クリスマスシーズンに向けて忙しくなりそう。
ランチタイムにはベーグルサンドもあり、店内にはテーブル席も3つあるので、混んでいなければ焼きたてのパンとドリップコーヒーをいただけます。
お近くの方はぜひ立ち寄ってみてください。
遠くの方は、青梅線で多摩ミニトリップにおでかけください。すぐ近くに日本酒「澤乃井」の酒蔵、小澤酒造もあります。元禄15年(1702年)創業ですから、300年以上の歴史のある蔵です。澤乃井ガーデンでは利き酒などもできるので、電車の旅がお勧めです。
BAKERY AND CAFE noco
東京都青梅市柚木町2−332−2
JR青梅線「二俣尾」駅徒歩12分
0428−27−5456
営業時間/11:00〜16:00
定休日/毎週火・水曜日
駐車場あり
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