よくテレビドラマで高視聴率をとる医療ドラマ。かつての名作「白い巨塔」以来、大学病院にはいろいろなことがあり、脚本になりやすい題材があったのだろう。
が、女性冷遇の入学試験が長年行われていたというのは、大学入学制度から言えばとんでもないことだけど、医療の現場というのは人名を預かっているわけだし、それは我々には想像もできない大変さがあるのだと思う。
今、読んでいる「移植医たち」を読むと、その尋常なさががよく分かる。
現場の事情のことをよく反映できていない古い制度も見直しが必要なんじゃないか、そんな気がしますね。