ジャクソン・ブラウン東京ステージ。
プリテンダー。
日本語に訳せば詐欺師。
昨日、ジャクソン・ブラウンの初日のステージに行って来ました。
なんと当日券が出るというので、オーチャードホールに夕方並んでみたら、とんでもなくいい席をゲット。こんなことってあるんですね。しかも当然のことながら定価です。
で、また昔の話。大学生の頃、プリテンダーという曲が大好きで、ジャクソン・ブラウンのアルバムをよく聴いていました。彼の歌にはメッセージが込められたものや、NoNukesなどの反戦歌が多いけど、虚しい曲も多くて、このプリテンダーという曲が特に虚しくて好きでした。毎日同じ生活の繰り返しで、それでもいいのか、そんな歌がなぜ好きになったのか。
今思えば、当時好きだった女性に思いが通じなくて、なんで?という思いを長い間抱いていたり、大学を卒業して何をしたいのか、その答えが見つからずに、悶々としていた日々のことを思い出します。
40年が経ち、今でも同じ曲をライブで聴いているなんて、まだまだ自分の人生ってこれでいいのか?って悩んでいるようなものかと、進歩のなさに虚しさも感じましたが、会場でバッタリMr.ジョージと会って、反省会をしながら「今夜のステージは今までで一番よかった」と、人生初の当日券ライブに虚しさも吹き飛び、満足な夜でした。
それにしても進歩してないなー。
セットリストはジョージのブログから。