田舎の風景。
今回の盆休みは久しぶりの帰省だった。
5月以来なので、3ヶ月ぶりの田舎だった。今回も、今度が最後になるかもしれないからと、子どもたちと一緒に両親に会えることができたので、またひとつ長生きできてよかったと両親にも少しは喜んでもらえたかもしれない。
もう、いつお迎えがくるかもしれないとみんな覚悟して過ごしているので、明るい気持ちで、今回もみんなで会えてよかったねと、同じ気持になれるが嬉しい。
日航ジャンボ機事件、もっと遡れば戦争。お盆休みの季節は、突然の死について考える時でもある。東京で暮らすということも同じだ。地下鉄で事故が起きれば、誰もが同じ目に遭う。そんなリスクと向き合って毎日を過ごさざるを得ないのが東京だ。
それでも、今年の夏休みもみな元気で再会できたのは、嬉しかった。毎年、少しづつ、そんな気持ちが大きくなるのは、確実に一歩づつ近づいているからなのかもしれない。