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2年後のローカルポイントへ。

ちょうど2年前、2020年の8月、サーフィンを始めようとソフトボードを買い、鵠沼でしばらく一人トレーニングをしていた。11月に入ってすぐ、ローカルの先輩方(といってもみな同じ世代だけど)に誘ってもらい、ローカルなポイントへ行った。

逗子というよりか小坪の先にあるローカルポイントで、それまでまったく知らないポイントだった。ただ黙って付いて来いという感じで連れて行かれ、しばらく潮が引くのを待ってからいきなり入ったのだが、とにかく遠い。まだパドル力がそれほどない頃だったので、ピークのポイントまで行くので精一杯。で、そこで波を捕まえることがなかなかできずに、ひたすら待ち。でも水がきれいでウニだらけの海の底がよく見えた。

先輩たちがどんどん乗るを羨ましく思いながら見ていて、それでも奇跡的に1本だけキャッチできて、なんとか膝乗りで100mほど走った。ただまっすぐに。その記憶が忘れられなくて、乗れるようになったら、またそのポイントに入りたいとずっと思っていた。昨年の10月、台風が来た時も、台風の大崎ってどんな感じなるのか見に行った時は、結構荒れていて怖くて入ることはできなかった。

で、2度目のチャンスが突然やって来た。

今年の夏はオンショアが連日続いて吹き続け、なかなか7月は海に入れなかったが、7月最終週に台風が発生してからしばらく湘南にもうねりがやって来た。8月2日(火曜日)の早朝、由比ヶ浜を見てみるとまだうねりが残っていたので、Gさんを呼び出してそのポイントへ行ってみた。もう少し潮が引けばよくなるというので、久しぶりに入ってみた。波高は腹胸くらいなので、ちょうどいいサイズだったが、波の質が七里ヶ浜とは違うので、結構苦労した。それと、レフトへ行ってからターンするというコースも分からず、それでもなんとか数本乗れて、本当に嬉しかった。

それも2年前の時と同じメンバー、Gさん、Kさん、IさんにOさん、Kちゃんも加わり、他のサーファーは数人しかいなかったので、リラックスして楽しめた。2年間でこのポイントで乗れるようになったのが嬉しかったのと、あの時と同じメンバーで同じ時間を過ごせたのがなによりハッピーだった。それも、当日の朝になってから決まったことで、いつもながら予定通りには行かない、そもそも予定を立てられないサーファーらしいスタイルが、いきあたりばったりでそれも気持ちいい。波あってのサーフィンだからね。

2021年の10月、台風の日。

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