Tokyo Culture

いいものゴロゴロ、WOWOWは本当だった。

まさか日本のプレーヤーがグランドスラムの決勝戦を戦うなんて。
まさか日本のプレーヤーが2週連続でツアー優勝するなんて。

学生時代にはテニス三昧。
学生の頃から軟弱スポーツサークルでテニスを始めた。
それまでテニスなんてしたこともなかったが、突然六法全書からテニスラケットに持ち替えた。
経験もないのに、新加入の女子大学生にコーチもしたりしていた。

ボルグのフィラやドネー。
あの頃は、FILA(フィラ)というブランドが人気だった。
スウェーデンのビヨン・ボルグという選手がフィラを着て、ドネーというラケットを使用していた。
ライバルは悪童のジョン・マッケンローやジミー・コナーズだった。
でも、アメリカ勢に対して北欧出身の寡黙なボルグは圧倒し、とてもカッコ良かった。そんなブームでもあった。

錦織圭の誕生。
当時、日本のプレーヤーがグランドスラムに登場するなんてことは想像もできなかった。
でも、錦織の年齢からすると私と同じ世代のご両親がテニスを教えて、ここまで育て上げたのかと思うと、世界的なアスリートを育てるには、本当に半世紀近くは必要なんだと実感する。

そんな彼の戦いを見たくて、全米オープンの中継を見るために、慌ててWOWOWに加入した。
その日の午後、NHKが録画放送したので、それを見てもよかったが、ライブで見たかったのと、錦織の戦いを中継してきたWOWOWへの敬意もあり、お金を払ってみようと思った。当日前夜にWOWOWに加入しようとしたが、なかなか回線がつながらず、朝までかかってようやく登録が完了し、滑り込みセーフで早朝の中継を観ることができた。
先日の報道によると、WOWOWの加入者が創業以来最大の数に達したとあった。みな錦織を応援したかったのだろう。

ところがWOWOWがいい。
錦織を見るために加入したWOWOWだが、スポーツや音楽、ドラマがとてもいい。まだ加入してから1ヶ月もたたないが、これまでに吉田拓郎ライブ、サザンオールスターズPVメイキング、松任谷由実ライブを観た。ドラマもいい。昨日は池井戸潤の「空飛ぶタイヤ」を一挙放送していた。台風の雨だったのでずっと見ていた。今度はTBSでシーズン1を放送したMOZUのシーズン2を再放送する。ドラマも力を入れた作りになっていて、見応えがある。映画もずっと放送しているので、何本も観た。今週末には永遠の0もある。
これで月額2,484円。
TSUTAYAで4本1,000円で借りることを考えれば、割安だ。
それに何と言ってもいいのが、CMなし。TSUTAYAで借りるDVDでも、始まる前にスキップできない予告編があるけど、あれがない。
CMなしですべてを観ることができのがいい。

もうこれからは、NHKのニュースとNHK特集、それにWOWOWがあれば充分だと思う。おそらくネットの世界も広告のないサイトが見れるようになるんじゃないか、そんな風にも思える。広告稼業をやりながらでも、その方がいいと思った。

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