Out of Tokyo

岡山県真庭市へ。

今日は初めての岡山県真庭市。
「里山資本主義」(藻谷浩介著)で一躍有名になった森林の町。
人口5万人弱のこの町は中国山脈の豊かな林業資源で成り立ってきたが、ここ数十年の日本の林業の衰退により、大きな危機に面していた。
これは私の田舎の群馬県でも同じことで、私の実家にも大きな山がたくさんある。小さな頃の夏休みは山の下草刈りの手伝いをさせられ、「これはお前が大きくなって東京に家を建てる時に切ればいいんだ」そう父親に言われていた。
しかし、木を切って売っても切り出す経費の方がかかってしまう時代になってしまい、切るに切れない、手入れもしない荒れた状態になってしまっている。
真庭市でも同じ状況だったがいち早くバイオマス事業に取り組み、今でも継続して発電を続けている。そんな木の町、真庭市を初めて訪れ、きれいな木造建築を見学して来た。
人生100年時代、経済100年の常識を破った町の風景を見て、これから100年通用するコンセプトをヘルメットを被った頭で考える、そんな一日でした。
そう言えば去年の誕生日もヘルメット被ってたなぁ。

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