Tokyo Style

ユーノスロードスター特集をトムズサンドで。

赤いロードスターで目覚めた朝。
昨日の猛暑で少々熱中症気味になったので、昨夜は早々にバタンキュー。
今朝は5時頃に目覚めて、スマホでFBを開けたとたんに、真っ赤なロードスターの写真が目に飛び込んできた。
忘れもしない、福島県裏磐梯で1990年頃に撮影した写真だ。それは、当時NAVIのメインカメラマン、小川さんの写真で、昨夜遅くにFBに投稿していたものだった。今日発売のNAVI CARS「ロードスター特集」の紹介だった。

CLUB ‘d EUNOS創刊
私も1989年の発売と同時に予約して購入。車台番号500番代のシルバーグレイのロードスターを手にした。そして、マツダの仕事も関わっていたので、ユーノスのコミュニケーション誌の提案をし、当時のブランド担当の大手代理店との競合だったが、こちらの提案を採用してくれ、ちょっと豪華なPR誌「CLUB ‘d EUNOS クラブ・ド・ユーノス」の編集が始まった。
メインカメラマンというか車の写真はすべて撮り下ろし。しかも写真はすべて小川さんにお願いするという提案で、当時としてはちょっと贅沢な企画だった。カタログ写真ではなく、走りやシズル感のある車の写真をメインにレイアウトした雑誌風のPR誌を作りたかった。

赤いロードスター、その瞬間。
裏磐梯でのロケは、ほんの一瞬の夕暮れのタイミングを逃さず、あっという間の撮影だった。同じ現場にいながら、なぜあの瞬間を予想できたのか、なぜ夕暮れ時なのにこんなに赤がきれいな写真になったのか、まったく分からなかった。当時はまだフィルム撮影で、たしかこの写真はシノゴ(4×5)だったはず。ポラを切るヒマもなく撮影された写真は、後日の現像上がりまでどんな写真になるのか、私にはまったく分からなかった。
今でも、小川さんはもちろん、当時のメンバーとは仲良くさせてもらっている。そして、この写真を見た瞬間に20年以上の時空を一瞬にして超えることができた。いい写真は忘れない。いい仲間も忘れない。素敵な写真だった。(その写真は、小川義文さんのFBを見て下さい。)

NAVI CARSを片手にトムズサンドへ。
そんな余韻に浸った朝の時間を過ごし、いつもよりちょっと遅目に家を出て、猛暑の都内に向かった。代官山のTサイトに立ち寄り今日発売のNAVI CARSを買って、山手通りをはさんで向かいのトムズサンドで早目のランチをとることにした。窓の外に広がる旧朝倉家庭園の森が気持ちいいので、先客はいたがいつものように窓際の大きなテーブルに座り、NAVI CARSのページをめくった。するとカタログのコピーまでていねいに再現されていた。サルト・ドライブの駒木さんのコピーだ。「きっと誰もがしあわせになれる。」その通りだった。そしてBowさんこと池田和弘さんのインタビュー記事、M2の水落さんの記事。お付き合いをさせていただいたみなさんの懐かしい顔が掲載されていた。

この店、トムズサンドも変わらないので好きだ。いつものBLTサンドとコーヒーをいただき、また猛暑の山手通りへ出た。今日も暑くなりそうだな。

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