Tokyo Nice

ブルー・インパルスで、涙がとまらない。

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昨日の夕方、渋谷の上空をジェット機が何度か飛来した。その轟音は低空で都心上空を飛び去るのを知るに充分なくらいの音量だった。すぐに、ブルー・インパルスのテスト飛行だと知り、慌てて空を見上げるとジェット雲がまだ漂っていた。
50年前、東京オリンピックの開会式で五輪のマークを描いたインパルスはまさに日本自衛隊の神話だった。まさかその再現を感じることができるなんて、突然のことで急に懐かしさと嬉しさがこみ上げた。
そして、今日。
国立競技場ではフィナーレのメモリアルイベントが行われ、夕方にはブルー・インパルスが飛来することになっていた。が、残念ながら今日は早朝から軽井沢で打合せだったので、今日のフライトを見ることは諦めていた。が、午後3時過ぎに打合せが終わり、幸いにも空いていた関越道を少々急いで練馬まで帰ってきたのが、午後5時10分。美女木ジャンクションを抜けて池袋、護国寺を過ぎたところで、都心の上空にブルーインパルスの編隊が見えた。音は聞こえないが、きれいな雲が見えた。そこから竹橋ジャンクションまでの間、4回の編隊飛行を見ることができた。運転しながらだったので見るのが精一杯だったが、なぜか涙が出た。1964年の時はもちろん見ることはできなかった。それが、国立競技場とほぼ同じ年令になった自分が、東京でこの風景を、今、見ることができるとは思いもしなかった。それだけでこの50余年を生きてきた自分の人生の証を実感するように思われた。

最近、歳をとったせいか、涙もろくなってきたのかもしれないが、自衛隊の活躍する姿や天皇陛下のとても親身な活動を見るだけで涙が出てきてしまう。陛下も自衛隊のみなさんも、一生懸命国民のためを思って活動をしてくれている。日本の象徴でもありながら、我々の心の支えでもあり、誇りでもある。特に東日本大震災以来、その思いは強まったような気がする。
集団的自衛権、国防軍、戦争放棄、憲法9条など様々な言葉が最近騒がしいが、私はこの国が好きだ。天皇も自衛隊もその存在自体が我々の心を安らかにしてくれている。そしてこの50余年の東京での人生が幸せだったことに感謝したい、そんな思いがよぎった瞬間だった。

ありがとう、ブルー・インパルス。そしてナショナル・スタジアム。

写真:本文上の写真はカメラマン石山勝敏氏より。
インデックス写真は平野臨氏より。

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昨日夕方の雲跡。

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